初めて、発売日に単行本を買いました。ネタバレにならないように記事にします

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写真は、村上春樹さんの最新本

旬なものを味わう

ここ数年、旬なものを味わうことを意識しています。
旬なものには、それ相応の理由があり、良い気があると教えてもらったことがあります。

10代20代の頃は、気にしたことがないのですが、
意識して食べるようにすると、美味しいことがわかります。

それに対して、今回は本です。
「本は腐らない」と言いながら、積ん読しても気にしないでいたのですが、
本にも旬があるのでは、と思うようになり、新刊を読んでみました。

コロナ渦から着手した

この本は、村上春樹さんが2020年3月頃から執筆をしたとのことです。
それから、約3年弱が経ち、2022年12月頃に完成、印刷からの2023年4月に発売されました。

そのことを知ると、自分がコロナ渦が始まった頃の出来事から今日に至るまでを反芻し、
やはり、食べ物だけではなく事象や書籍にも旬があると感じました。

「街とその不確かな壁」
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村上さんは一度書き始めると、休むことなく毎日淡々と書き続けるとのことです。
長距離ランナーが長い道のりを、淡々と走り続けるのとおなじようなものです。
実際に、村上さんもランナーで、文章からも淡々とした息遣いが感じられるようにも思えます。

僕としては、リズミカルで、自分自身が慌てずに、自分のペースで読めたことがとても嬉しいです。淡々と執筆した村上さんの呼吸に自分の呼吸が重なる瞬間があったようにも思えました。

まとめ

読了して、ほっこりした気持ちと、まだ村上ワールドから抜け出せない気持ちでいます。
毎回、村上さんの著書を読了した後は、新たな自分の内面を感じるのが自分の感想です。

来週、村上春樹さんのファンの方とお話する機会があるので、色々な話をしてみたいと思います。

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