貸借対照表の読み方を経営者に尋ねられたら何と答える?

勉強

写真は、木城の公園の滑り台

いまさら人に聞けない

ある経営者が、ボソッと、
「貸借対照表の読み方教えて・・・ようわからん・・・」と言いました。

銀行とやりとりするものの、なんとなくわかった顔していれば、話は流れます。

いざ、自分が誰かに説明しようとすると、なんとも言えないものです。

僕も読み方を教えるにあたり、きちんと準備する必要があると感じました。
6回くらいに分けて、貸借対照表の読み方を経営者と一緒に勉強することにしました。

一番大事な数字は、左上

貸借対照表で、一番大事な数字は、左上に記載されています。

左上にある数字が、現預金、です。
会社に大事なのは、この現預金。キャッシュです。

どんなに儲かっていても倒産する黒字倒産は、このキャッシュがないから。
どんなに赤字の会社でも、潰れないのは、このキャッシュがあるからです。

よーく考えてみてください。
会社の預金残高が、10億円もあれば、売上が少ないとか経費が多いとか、あまり考えなくなりませんか?

要するに、この現預金、キャッシュがいくらあるのか、
去年からいくら増減があったのか、まずはここから抑えましょう。

まとめ

ブログで記事にすることもそうですが、人に教える、ということは、非常に自分の勉強になります。

教える、お伝えする、ともに自分が理解していないとできません。
理解していても、理解していることと、伝わることの間には大きな隔たりがあります。

貸借対照表の読み方を、お伝えするプロセスで自分の理解度も高めていきます。

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