銀行の窓口でちょっとした一声におもてなしを感じた

就労継続支援B型事業所

写真は、ひな祭りイベントでお内裏様が来てくれました

忙しい時間帯でのサポート

14時過ぎに銀行に行きました。
担当の方がお手伝いしてくれて、月初の工賃引き出しなど諸手続きがうまくいきました。
今回は、諸手続きが時間かかるものだったのですが、お仕事の手を止めてくれて、担当の方がお手伝いしてくれたのは非常に嬉しかったです。

当社は大きな企業でもないのに、時間をかけてくださるのは、何か嬉しいですよね。

今回記事にしたいと思ったのはそれだけではないのです。
本来、担当の方は別な仕事があったのを調整して僕のことを優先してくださっていました。

どうしても外す必要があるとのことで、もちろんそちらに行ってもらうことになりました。
その後、ちょっと分からないことがあり、席で手間取っていたら、別な方が、
「いかがなさいましたか?お手伝いします」とさりげなく声をかけてくれました。

すぐに判断できるようなことだったようで、手続きは完了しました。

困っている人に一声かけるって、嬉しいものです。

自分ごとに置き換えられるか

普段、あまり困ることってないだけに、実際に困るとどうしてよいか分からないものです。
そのため、僕はひたすら席で本を読みながら待っていました。

でも心の中ではSOSを発信しています。

それを見つけてくれた方がいました。

帰り道、「自分が逆の立場で真似できるかなー・・・」と考え耽ました。

間違いなく、誰かがしてくれるだろうと、自分はほったらかしにしてしまう気がします。
B型のスタッフとしてはよろしくないですね。
実によくないですね。

なぜ、ほったらかしにするかと言い切れるかと言うと、困ったら自分から声をかける積極性を求めているからです。特に部下に対してですが。(ちょっと利用者さんとはズレる対応ですが)

道端で困っている人と、社内で困っている人、では状況が違うでしょうが、社内で困っているかつ部下であれば、自分から質問する気概を持って欲しいとのぞんでいます。

例えば先日、このような注意をしました。
「業務が早く終われば帰ってもいいけど、終わっていないのであれば帰らないで欲しい」と伝えました。ある業務に漏れがあったのに、スタッフが早く帰ったからです。この早く帰るは、残業ではなく、定時前のことです。

注意を受けたスタッフは、「漏れがあったことを注意された」と思い込んだようです。
それも一つありますが、それだけではありません。

常日頃、「他にやることないかな」と自分で考えて欲しいのです。
言われたことだけこなすのであれば、ロボットになってしまいます。将来的にはロボットにお願いすれば良いことになります。

そうではなくて、自分で考えて行動するから、働く人の価値が高まるのです。

スタッフには、自分で考えて行動するために、常日頃、質問しにきたスタッフに最小限に教えることにしています。

まとめ

スタッフが、困っている人を見つけたら、すかさず声をかけられるような行動をとれたら素敵だな、と思いました。困っている人に声をかける人も素敵ですが、そのような会社の風土や上司の指導も素敵だと感じたところです。

そのためには、上司がきちんと困っている人に声をかけられるようになる必要があります。率先垂範というやつです。
スタッフには、S的に接しますが、利用者さんにはおもてなしの精神で接するようにすれば、良いのだと気づきました。

困っている人に声をかける、当たり前のようで、当たり前にできていないことです。
気を配ることを意識し、行動していきます。

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