写真は、鍵の受けの部分。ここのネジが緩みロックされていた。
ある日会社に行くと入れない
鍵が開きません。
何をしても開かないのです。
結局、社長が別の扉の鍵を持っているので来るのを待ちました。
まだ、春先の朝は寒いです。
結局、出入り口ではなく別の扉から入り、開所準備をしました。
不動産屋さんに連絡し、鍵の対応を依頼しました。
そのタイミングで社長が鍵穴をチェックすると、ネジが緩んでいたことによりロックされていたことが原因で、開かないことがわかりました。
無理なことはしない方がいい
鍵を無理やり開けようとしたら、扉と鍵穴が壊れるところでした。
無理なことをすると壊れるってことですよね。
これって、障がい者を無理に就職させることと似ていると思いました。
障がい者といってもいろいろな種類があります。
精神・身体・知的の3つの種類から、併用している場合や、細々した病気が重なっているケースが多々あります。
そのため、就職となると、かなりハードルがあがります。
体力・技術の問題をクリアーし、かつ他の同僚とのコミュニケーションを求められます。
今の世の中、繊細さん、なんて言葉もあるくらいなので、あまりハードルが高いと誰も働けないような気がします。
しかし、B型事業所や障がい福祉施設には、就職するための国からの要請が、直接的にも間接的にも求められています。
それは、応じることで加算ポイントがつくように、他の誰かにとっても非常に喜ばしいからです。もちろん、当人とご家族も嬉しいことでしょう。
しかし、ミスマッチとなれば、一番傷つくのは当人です。
無理な就職をさせて、福祉施設や行政にとってよくても、当人にとってマイナスであれば、そこに意味があるのでしょうか?
どうしても、目先の利益に目がいきがちな自分だけに、今回は戒めかねて記事にしました。
まとめ
「福祉をビジネス化するな」というのが当社のサビ管の口癖です。
自社の利益のために障がい者の支援をするのか、
障がい者の人生を良くするための支援をするのか、これは非常に大事な方針になります。
B型事業所を経営するには、非常にモラルを求められます。
ついつい、数字ばかり追いかける癖があるので、しっかりと、それが誰のためになるのか、を考えて行動したいと思います。
周りのスタッフは上司の言動をみているものです。
上司が曲がったことをすると、周りのスタッフにも負の影響がでるものです。
(虐待につながるケースも多々あるのではないかと思っています)
会社の数字にこだわりながらも、ダサいことをしないようにしたいと思いました。