写真は、川南で11月にあったガブリ祭りのもの。
プレイヤーと経営は別物
友人から事業承継の相談を受けました。プライベートで通っているスポーツジムの経営です。
友人は10年以上ジムに通っているため、プロのライセンスまでもっています。
平日は勤め人として仕事をしています。
いきつけのジムを承継しないかとの打診があり、相談にのることにしました。
改めて感じることは、プレイヤーと経営は別物だということです。
どんなにジムのことを知っていても、それはプレイヤーとして詳しいこと。
経営に求められるのは、収益の確保・資金繰り・備品の修繕管理、取引先との連携などが含まれます。
いままでジムで動くだけだったことと、別物ということです。
負けない経営
ジムのオーナーの考え方の一つ、「勝つことより、負けない方法を考える」という教えがあります。
他人よりも秀でることを考えるのではなく、他人に負けないことを考えることです。
禅問答のように聞こえますが、これには理屈があります。
例えば、当たれば相手を一発KOできるパンチを持つ人と、避けるのが上手くてスタミナがある人がいるとします。
どちらが良いかというと、後者であるとオーナーは言います。
どんなに凄い攻撃できる人でも当たらなければ意味がありません。
しっかり避けて、急所をやられなければ、相手が疲れるまで待つことが出来ます。
そして、相手がスタミナ切れで疲れたところに、反撃を自由にすることができるから、負けないと考えるのです。
これを経営に当てはめると、ダウンとは資金ショートをさします。
どんなに素晴らしい商品を持っていても売れなければ意味がありません。
それよりか、余計な固定費をもたず、コストが0円に近い状態であれば、長期で商売をしていられます。
長く続けていればチャンスがやってきたときに掴むことができます。
負けない経営とはこのように、長期戦で負けない状態を作る戦略です。
では、今回の事業承継で負けない戦略とは、「固定費をかけない」すなわち、今は事業を承継しないです。
迷うくらいなら止める
事業承継で大事なことは、葛藤を抑えつけないことです。
大人であれば、「しかたないから」など、自分の気持より、忖度することが増える傾向があります。
2・3年はがんばれても、その先がありません。
葛藤するとは、自分の気持と周りの目が均衡を保っている状態。
それであれば、止める、ことが一番です。
私のマイルールに、「迷ったことはしない」というのがあります。
もともと、良いと思ったことは考える前に行動するタイプなので、迷うのであれば直感が何かを教えてくれているときです。それであれば、止めれば良いのです。
まとめ
極端なことを言いましたので補足しますが、止めるというのは、今はしない、ということです。
長期戦になれば、またいつかチャンスは巡ってきます。
もちろん何度もチャンスを逃していたら、再びこなくなるかもしれませんが、中途半端に飛びつくよりましです。(もちろん性格にもよりますが)
焦って良いことはありません。
負けない状態を維持しておけば、ここぞというときにチャンスは掴めます。
そのためにも、チャンスを掴む握力と継続するスタミナを虎視眈々とつけておきましょう。
あなたが迷った時の判断基準はどのようにしてますか?
■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳8ヶ月)
長男と一緒にお風呂に入って、うがいを2人でしました。うがいが好きなようです。
長女は、ハイハイの前兆がすごいです。ドンドン動きが活発になってきます。
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