写真は、日の丸の国旗を何かのボタンと勘違いして押そうとしている長男
何が基準となるかを伝える
12月の賞与算定が終わり、その査定内容をひとりひとりに伝えることにしています。
今日は4名のスタッフにお伝えさせてもらいました。
ありがたいことに、査定内容を初めて聞くこともあり緊張した雰囲気だったのですが、
終始和やかな雰囲気でした。
当社の査定内容は、
・会社の方針を理解して考えて行動しているか
・わからないことがあれば、上司に質問して素直に行動できるか
・利用者さんの状態を把握し、必要に応じて支援をしているか
です。
無意識にできていることがほとんどのベテランさんも、新人のパートさんも、
「何を評価してもらっているのか」を伝えることで、
「あっ、自分はそういうことができていたんですね」と再確認してもらうことができました。
いつもと違った空気で話し合いができる
もう一つ良かったことが、ほどよい緊張感で話し合いができることです。
昼食時間の雑談の延長線で話し合うような雰囲気でありながらも、振り返り・賞与の査定内容のお伝えということもあり、良い緊張感もありました。
その中で、
「実は、こんな不安を抱えていまして・・・」
「前から気になっていたことが合ったのですが・・・」
など、周りに人がいないからこそ、話してくれることもありました。
これって、管理職にとってはありがたい時間となります。
普段では話してもらえないことを、相手が心を開いて話してくれることは貴重なことです。中々、日常では気づくことができないことを、本人からお話してくれるのです。
もちろんお互いの信頼関係があってからこその話し合いです。
次回もそのような話し合いをしてもらえるように、日頃の関係性を大切にしたいと思いました。
人を評価することの善悪
ある会社の責任者が、
「人を評価するなんておこがましい」と言って、その会社では一律評価でした。
昇給は常に一定。賞与も一律○ヶ月支給というようにしていました。
もちろん、その時はそれは良いことだなーと思ったのですが、はたからみるとその会社の生産性は著しく低く、サービスも乏しいものがありました。
それに対して別な企業では、体系的な賞与査定をしていました。上司の好悪はほんの少しはいるものの、全体の8割以上は、数字でしっかり根拠のあるものとなっていました。
誰が査定をしても、その8割部分は同じ結果となるものです。残りの2割は、上司や役員の主観が入ってきます。
どっちが良い会社でどっちが悪い会社なんて言うつもりはありません。
私は後者の会社が好きです。しかし、後者が優れているということでもありません。
一生懸命努力して頭を使って行動している人が、評価される会社こそ、働くスタッフが長く勤めてくれると信じています。(ちなみに前者の会社も離職率の低かったです。)
そのために、今回査定内容のお伝えということをしました。
まとめ
賞与の評価基準は、常に改善していきたいと思いました。
スタッフによっては、評価してもらいたいことが増えてくるでしょうし、会社も普遍的な評価と時流に合わせた評価で、少し基準が変わってきても良いと考えます。
評価をする時に気をつけたいのは、「自分は何様か」という問いかけを忘れないことです。
ついつい、立場的に調子に乗っちゃいそうになるのですが、それだけは避けたいと自分を律したいところです。
スタッフの良い点を常に見て、それを伸ばせるような職場環境を作って、次回の面談時にはまた面白い話し合いをしたいと思いました。
スタッフにはどのような評価基準を考えていますか?
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