清掃作業に才能は必要なのか?向き不向きは間違いなくある。

就労継続支援B型事業所

写真は、清掃現場で機械を扱う利用者さん。

大リーガーには才能は必要。ジャニーズにも才能は必要。

才能って言葉を聞くと、プロスポーツ選手を思い出します。
幼い頃から沢山練習をして、10代から頭角を現し、20代では世界で活躍する。
これには才能が必要です。

どんなに練習をしても、才能が無ければ花が開かないで終わってしまうことがあります。
スポーツの世界などであれば、理解されやすいかと思います。

それと似ているのが、ジャニーズジュニアなど芸能界も同じです。
見た目の良さはもちろんのこと、ダンス・歌・演劇など個性も必要となってきます。かっこいい・可愛いというのは、どこにでもいますが、抜きん出た才能というのは特別なものです。

では、清掃作業には才能はいるのか?
才能はいります。才能という表現だと誤解がありますが、向き不向き、得意不得意などがあきらかに目立つ仕事とも言えます。

清掃が得意な人。苦手な人。

僕が怒られたのは、
「おこちゃまみたいな洗い方すんな」と、清掃道具をちまちま洗っていた時に怒られました。

なんとなく、コツが掴めなくて自信がないときです。
清掃の補助をしていたのですが、苦手意識が伝わったのかもしれません。

清掃中も、真っ直ぐ機械を押さなければいけないところを、クネクネ曲がったりしたこともあります。

それに対して、利用者のKさんは見様見真似で、綺麗に作業をしていきます。
やり方を聞くと、「なんとなく・・・」と感性で仕事をしていました。

この時、センスって大事だと感じました。

怠け者に向いているかもしれない

めだかクリーンLABO株式会社の社長である山口さんは、
「俺は清掃が嫌いやから、いかに楽して綺麗にできるかを考えてたら身についた」と豪語します。

こすり作業が嫌いだから、洗剤の配合を研究して、簡単に落ちるようにする。
二度手間をしないで、早く帰りたいから、効率的な作業を考える。
現場でもたもたしたくないから、事前準備を徹底して、当日負担を少なくする。

など、身についたことの根っこは、「怠けたいから」がありました。

几帳面な性格の人も一見清掃に向いていますが、実は、大雑把な人が向いていることもあります。
逆に細かすぎる人は、大事なことを見落として向いていない場合もあります。

面白いことに、
「俺は清掃が嫌い。だから、早く終われることしか考えない」と嫌いだからこそ、怠けるための技術をしっかり学んだようです。

まとめ

清掃って誰にもできることと思われがちです。
小学生が下校時に清掃するのとわけがちがいます。

素人がする清掃は誰もができますが、プロがする清掃は誰もができるわけではありません。
きちんとした法則などがあり、非常に奥深い仕事です。
清掃の研修を受けることで良いことは、向いている人は早くに量をつむようにして、不向きな人は他の向いている仕事を見つける良い機会になります。

どんな仕事をすることが、自分に向いていると思いますか?

■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳9ヶ月)
長男は、僕が添い寝しないことで、「パパは?アッチ?」と僕を探しながら布団に入っていたようです。明日は朝から一緒に遊びます。
長女は、寝起きの良さがバッチリで、お布団で良い子にゴロゴロしていました。

■1日1%の成長
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