写真は、長男が僕の靴を履いて外出しちゃったところです。
合わない靴を履く長男に教わったこと
長男は気づくと、僕の靴を履いて外出しちゃいます。面白いので後をついたのですが、足元をみながらヨタヨタ歩きます。時間が経てば期待通りの、ズッコケを見せてくれます。
大人の靴に憧れたり、人のものに憧れる気持ちが、長男のようになるのかと思いました。
これって、仕事にも当てはまりますよね。
みんなやっているパソコンの仕事。みんながやるから自分もやって当然だと思い、苦手にもかかわらず一所懸命練習して練習して、いざ実践に入っても成果があがらず。
それでも頑張ったけど、心が回復しなくなった。
そんなケースを体験して、B型事業所を利用している人もいます。
自分に合わない仕事を無理して心と身体を壊した人
毎年毎年、精神障がい者手帳の交付が各市町村で増えている現象が起きています。その背景には、「自分に合わない仕事を無理している」ことがあげられるのではないでしょうか。
・業務内容が合っていない
・会社の風土が合っていない
・人間関係が合っていない
大体、合わない3大要素ってこのようなことです。合わない靴を履き続ければ、転びやすくなって当然のように、合わない仕事をすれば、いつかは転びます。
就職したけども、上手く軌道に乗らなかった人が、再就職するための訓練をするところが、B型事業所の一つの意義です。
食わず嫌いはやめて、他を探せるのがB型事業所の良さ
B型事業所の良いところは、食わず嫌いをしないで、色々なことに挑戦できることです。
例えば当社では、しいたけの加工・千切り大根の選別・かんなクズをつかったコサージュ作成・めだかの飼育・動画作成・アパートメンテナンス・清掃業務・点字名刺作成など、多岐にわたる作業を用意しています。
体験時にもこれらを行うことができ、また、固定作業ではなく、定期的に全員が違う作業を行えるように振り分けもしています。
理由は、「この利用者さんは、これしかできない」という固定概念をスタッフも本人も周りも、壊すためです。これも一つの食わず嫌いを無くすことにつながります。
人生で食わず嫌いをすることは、大きなチャンスを逃すことにつながります。
僕は、食わず嫌いで簿記を学生時代から逃げてきたのですが、海外で簿記に捕まりました。30歳になってから食わず嫌いをやめて、ちょっとかじったらドハマリして、結局会計事務所に就職するにいたりました。
やってみて苦手だったり出来ないことはやる必要はないのですが、食わず嫌いはもったいないことです。合わない仕事をしない、っていうのは試して始めてわかること。
トライすることは大事だと思います。
まとめ
B型事業所では、無理しない仕事を推奨しています。しかし、無理しないことと、トライしないことは違います。
苦手意識を取り除いたり、固定概念に縛られるのは非常にもったいないことです。
ほんの少し、いつもと違ったことをすることを意識して、周りのスタッフが背中を押して上げる雰囲気を大切にしたいです。
利用者さんにどのような仕事の提案をしましたか?
■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳8ヶ月)
長男は、お祭りで初めてソフトクリームを食べました。調子に乗って、もう一個。そして、3度目のおねだりは断りましたが、案の定、お腹を壊していました。ソフトクリームは1日1個ですね。
長女は、風邪気味で日曜日は1日家でお留守番。鼻水姿も可愛い年頃です。
■1日1%の成長
まるみ豚ハンバーグを食べる
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