写真は、すぐに書いてもらった手書きの地図
スピードで勝てる仕事がある
写真は、あるスタッフが書いてくれた手書きの地図。
「すいません。パソコンで書こうと思ったら時間かかると思って、サッと手書きしたのですが・・・」と頼んだ地図を、すぐに用意してくれました。
このような仕事は大変ありがたいです。
拙速を悪く捉える人が多いいですが、僕は拙速は美学に感じています。
スピードがあれば、量をこなすことができ、量をこなすことができれば、スピードがあがるからです。
量をこなしていれば、必ず質もあがります。
ある会社で、巧遅を美学とする補欠の先輩に会いました。
常日頃からバカ丁寧な仕事をしていて、ある時大惨事を招いてしまいました。
取り返しのつかないほど大きなトラブルでした。
そのため、気づいたら退社していました。
巧遅であることを恐ろしいと感じた瞬間でした。
その経験もあり、拙速であろうと、スピードを大事にするようになりました。
そんな時、いま一緒にプロジェクトをしている仲間から、
「スピードで勝てる仕事もあります」と教わりました。
ライバル社と同等の製品を提供するのであれば、速ければそれだけで勝てた経験が幾度もあったようです。
そう言うだけあり、仕事がとても速いです。
速い方と一緒に仕事すると自分のスピードもあがるので、大変勉強になります。
新人こそ速く仕事をしろ
自分の過去の経験です。
新人のときは、頼まれた仕事を考えすぎて着手が遅くなり、結果、完成も遅れていました。
スタッフに頼んだ仕事が、遅れて出来上がった時に思い出しました。
遅くなった場合、「もっと早く提出しろ!」と怒られます。
早く出した場合、「もっと丁寧に確認して提出しろ!」と怒られます。
どちらにせよ、怒られます。
理不尽なことはつきまといます。
だからこそ、どちらを選ぶかは自分で選択しなくてはいけません。
僕は、後者の早く提出することを選びました。
それで得したかどうかは、この瞬間にはなんとも言えませんが、早い(速い)人たちに囲まれて仕事をしています。
結果、良い仕事が途切れないようになってきています。
きっと、遅い仕事していたら遅い人たちに囲まれていたことでしょう。
それでも、良い仕事が途切れなかったかもしれません。
どっちが正解かを考えるのではなく、どっちが楽しいかが大事です。
楽しいと思える方を選んで怒られれば、自分で納得がいくものです。
新人であれば、まずは速く仕事をする、速く仕事に取り掛かることから始めることをオススメします。
まとめ
拙速上等!!
漫画・ドラゴン桜の桜木先生が怒鳴っていたが印象的でした。
スピードがあれば、手直しもできます。
そして質もあがります。
周りは「もっと丁寧にやれよ。こんな些細なミス」と内心思います。しかしミスを直すのがその人の仕事だからいいのです。
ドンドン仕事のスピードをあげて、量をこなし、質を上げていく循環をつくりましょう。