住民税をネットから支払をしようと思ったら・・・

勉強

写真は、住民税ネットサービスサイトから

ネットだからといって24時間サービスとは限らない

住民税ネットサービスサイトとは、地方税ポータルシステムのことです。
こちらのサービスを利用すれば、インターネットで住民税の支払をすることができます。

4社の経理をしているので、このネットサービスの方が、便利でかつ銀行に行かなくて済むので重宝しています。
月曜日有給を取得するので、日曜日の朝8時に住民税の支払を済ませておきたいとネットを開きました。

がしかし、使えません。
土日祝日はサービス外の日でした。
詳しくみると、今は繁忙期になるため、利用可能日だったのですが、それでも8時半から24時までの利用制限時間があり、朝8時は使えませんでした。

正直、ショックでした。
ネットの良いことは24時間サービスが大前提で、自分の都合で仕事をできるものと思い込んでいたからです。
それが、行政だけにこのような縛りがあるのでしょうか。

改善してもらわないと困るのですが、相手の状況に振り回されるのは嫌なものです。
どうするかを考えてみました。

自分のルーティンを考え直す

住民税は毎月の支払だけに、面倒くさいです。
その面倒くさいをネットを活用して対応したかったのですが、更に面倒くさいことが出現しました。
きっと、楽を追い求めるというのはこのようなことでしょう。

イタチごっこのように、改善できたと思えば次の壁が現れて、それを改善したらまた違う壁が現れて・・・

この連続を超えるスキルこそが経理の技術そのものかもしれません。

今回の、ネットで毎月の支払が手間かかることですが、回避方法を一つ考えました。
それは、年払いすることです。

詳しく言うと、社員からは今まで通り、毎月の給与から天引しますが、会社が各市町村へ年払いしちゃうのです。社員の住民税を立て替えて年払いすることで、その支払の手間暇を未然に防ぐことができます。

もちろん、社員が退職することでその清算が発生するリスクがありますが、事前に社員には説明し、退職の際は前払いだから、残額徴収するね、ということを書面で押印しておけば問題ないかと思います。

まとめ

ちょっと強引な方法の1つです。
でも、こういったことって、社員が10人以下の中小企業であれば、業務改善の1つとしてはありかと思います。

現に、振込手数料削減のために、月5,000円前後のサブスク(水やゴミ回収)は年払いにした方がお得なことが多いものです。

ただただ、当たり前に支払うのではなく、工夫をすることで間接費用や時間を削減する方法を見直すことも経理スキルアップのきっかけになります。

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