利用率を増やすためには、利用者さんにとっての良いことに焦点を当てる

就労継続支援B型事業所

写真は、お墓参り代行をする利用者さん

週5日働くことの意義

就労継続支援B型事業所の目的は、障がいある方が就労するための支援をすることです。

そのため、大前提が就労する、すなわち就職するために来所してもらいます。
もちろん、生活の補填として働くだけの人もいます。

就職できる方も基本的には、週5日間働くということを、推薦のひとつにしています。
めだかハウスでは、毎日通えた方に5,000円の皆勤手当、月5日まで休んだ方には精勤手当2,000円をご用意しています。

これはシンプルに来所してもらうことを推奨しています。
利用者さんの状態によっては、集中力が続かない方・団体行動が苦手な方・体力が続かない方、など様々です。

そのため、1日働く方もいれば半日だけの方もいます。

皆勤手当

5,000円の皆勤手当は非常に喜ばれます。
この手当をもらう人はほぼ決まっていて、年間を通じてもほぼ皆勤賞です。

体調に非常に気を使われていて、休むこともなく来所します。

そして、皆勤手当をもらう人の共通点がご自身で来所します。やはり、自分で来所できるということは、それだけ自立している指標のひとつとも言えるのかもしれません。

まとめ

利用率を増やすために、どうすればよいかは、B型事業所スタッフの重要なことかと思います。
利用率を増やすことだけに目を向けると、そこには利用者さんがいません。経営する上で大事なことですが、僕たちは、利用者さんあってのスタッフです。

そのため、利用者にとって何が良いことかと外さない軸を持ち続けたいものです。
ついつい、忙しさや売上を考えると自社ファーストになりがちなことは認めざるをえません。

だからこそ、この利用者さんにとって大事なことや、B型事業所の運営目的を忘れないよう、こうやって立ち返りたいと思って記事にしました。

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