私物を置くことをどこまで許容するか。

就労継続支援B型事業所

写真は、B型を掃除する利用者さん

ひとり一つのロッカーがある

B型事業所には、ひとり一つのロッカーがつかえるように準備しています。
鍵がかかるので貴重品も置くことができます。

ここの使い方は基本的には利用者さん任せにしていました。
特段、事業所では管理をしていません。

しかし、あるときに、私物を沢山置いている利用者さんがちらほら増え始め、無くなったトラブルなどから、持って帰ってもらうことにしました。

例外をつくると、例外だけに埋もれる

悩んだのは、自分専用の清掃道具です。

ある利用者さんは、窓ガラスなどの専用道具を自分で準備しました。
清掃の仕事があると、マイ道具で行います。
また、休憩時間を見つけては自分で練習をします。

そのための、マイ道具。

では、これを毎回持って帰るのか?
置いておくのはダメなのか?

非常に悩みましたが、結局、持って帰ってもらうことに決めました。
ひとりだけ例外をつくると、必ず他の例外も発生するからです。

他にも、老眼鏡を置いてもよいかと聞かれました。
老眼鏡くらいの大きさであれば、場所はとりません。
しかし、これも例外となります。

心のなかでは、良いかも・・・、と思いながら、
スタッフと例外をなくそうと決めたので、毎回持ち帰ってもらうことにしました。

まとめ

いま、めだかハウス延岡ルールを改定しています。
ルールがあると縛られていて不自由な気がします。
しかしながら、ルールがある方が自由にできるものです。

ルールがなく何でも良い状態だと不便なことがでるものです。
ルールがあると一見縛られるようにみえますが、トラブル回避できるので、ストレスが少ない事業所となり、働きやすい職場をつくることにつながります。

常に改定をすることで、よりよい事業所づくりを悩みながらもトライしていきたいと思います。

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