写真は、入り口横にある吸い殻入れ
喫煙を推奨しているようだ
写真は、木城温泉の入り口にある吸い殻入れを撮った。
建物内は禁煙だが、敷地内では喫煙ができるようにされている。
ここに大きな違和感がある。
高齢者や子どもが利用する地元の温泉の入り口に、吸い殻入れがある。 なぜだ?
吸い殻入れがあるため、タバコの煙を吸って、中に入らなくてはいけない。
まるで、タバコの煙を吸って入ることが入館の条件になっているのか、とツッコミを入れたくなった。
このようなことは、ショッピングモールなどでも見受けられる。
どんなに綺麗な建物であろうと、出入り口に吸い殻入れがあり吸わされると、テンションは一気に下る。子どもには、タバコの煙に触れさせたくない。
家族連れが行くショッピングモールの出入り口に吸い殻入れを置く、設計士や建物の管理者の意図が全く理解できないのは僕だけなのか。
潔く敷地内禁煙にすべきだ
飲食店でもパチンコ店でも禁煙の時代になってきた。
このような公共施設であれば尚更だが、潔く敷地内禁煙にしたらどうか。
令和になって喫煙者が肩身が狭いだろうが、時代と世間の波には逆らえない。
僕も元喫煙者だっただけに、喫煙者には同情する。
公共施設が中途半端に喫煙を許していると、中途半端なサービスとなることにも気づいて欲しい。
例えば、木城温泉の中庭でも喫煙ができるため、その煙は露天風呂エリアに臭いが漂っている。繰り返すが、高齢者や子どもが利用する場所で、タバコの臭いがすることのデメリットを考えて欲しい。
また、中庭はせっかく景色がよく、湯冷ましには最適な場所なのだが、ただの喫煙所化してしまい、臭いがすごくて禁煙者が利用しづらい状況となっている。
まとめ
公共施設やショッピングモール運営者の思考を想定し、なぜそうなるかを考えると、お客様目線になっていない、というのが仮説になる。
運営者は自分が利用することがないので、お客様目線、同じ感覚になることができない。
これは、行政や企業に置き換えるとよくあることなのかもしれない。
粗を指摘した記事となったが、自分のことを棚に上げるからこそ言えるだけだ。
吸い殻入れは建物の出入り口に置くのが当たり前、となっていることから、自分自身が「当たり前」となっていることを振り返って、改善していこうと思った次第だ。
そのためには、お客様からの声や意見には、耳が痛くても真摯に耳を傾けることを忘れないようにする。