令和4年の年明け、大御神社に参拝に行く前の海で撮影
年末年始はイベント三昧
これから12月が始まろうとしています。
12月は世界的にみても、クリスマス。
当たり前のように商戦が始まり、キリスト教のイベントというより、小売店にとっての年末の繁忙期に入ったように思います。
イルミネーションなど、ショッピングモールや様々なところでクリスマス色が目立ってきています。
そしてクリスマスが終わればお正月です。
玄関には門松を飾り、新年を迎えるわけです。
キリスト教と仏教行事が入り乱れている
1週間でキリスト教のイベントと仏教のイベントを両方やる日本人はとても器用です。
以前住んでいたバヌアツ共和国では、クリスマスイベントは、12月25日にピークを迎え、1月1日・2日になっても、その時に使った飾りを残したまま新年を迎えていました。
彼らはキリスト教徒のため、あえて取り外す理由もなく、そのままにしていたのもうなずけます。
それに対して日本人は、お正月は仏式がほとんどです。
どちらかというと、洋式・仏式という宗教概念より、ハロインイベント的な位置づけなのかもしれませんね。
僕は個人的にイベントを行う習慣がなく、季節を楽しんでいるだけですが。
利用者さんの意思を尊重したい
ある利用者さんは宗教活動に熱心です。
利用者開始前の面談時に相談員さんから、「宗教活動を行っているので、クリスマスイベントや節分には参加できないけど大丈夫ですか?」とご相談がありました。
「もちろん大丈夫です」と即答しました。
イベント参加はあくまでもご本人の意思ですし、それを尊重したいです。
あるキリスト教会では、イベントごとへの参加を禁止しています。戒律というものです。
その宗教に入会している方は、しっかりと戒律を守り、食事のお祈りなども行います。
ふと今回のことでその利用者さんのことを思い出したのですが、理にかなっているなと思いました。
日本人はクリスマスを盛大に祝ったかと思うと、お正月は仏式で行うことに違和感がある外国の方がいます。言われてみれば納得しますが、意識しなければ当たり前になります。
宗教という観点からすると矛盾があります。キリストさんとお釈迦様、どっちをリスペクトしているんだ?ってことです。
でもそんな風に捉えるというよりは、時代というか風習と言う方が近いです。
それに対して信心深い利用者さんにとっては、ご自身の行っていることに筋が通っていて、生活しやすいのかと思った次第です。
まとめ
その利用者さんは、違うB型事業所や福祉事務所で、イベント参加しないことを怒られたことがあるそうです。そのこともあり、相談員さんから事前確認がありました。
日本には偏見もありますし、宗教に対する理解度は低いです。
でも僕は家が仏教で、英会話の練習のために教会に通っていたこともあります。なので、あまり宗教に対する垣根がないので、喜んで受け入れをさせてもらいました。
ちょうど今呼んでいる、村上春樹さんの「1Q84」に宗教に関するトピックもあり、考え直すきっかけとなりました。
ひとりひとり違う背景を持つ利用者さんがB型事業所を訪れます。
個別対応まではいきませんが、できるかぎりの細部への配慮をさせてもらいたいと思いました。
あなたのB型事業所ではどのような配慮をしていますか?
■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳9ヶ月)
長男は、ケーキを食べて「美味い!」と言えるようになりました。言えると、もっと食べられるから調子にのっているのかもしれません。
長女は、人見知りを覚えるようになりました。ちょっと前まで、誰にでもニコニコしていただけに最初は驚きましたが、成長だなと思えました。
■1日1%の成長
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