写真は、お気に入りのタリーズコーヒーでの一枚。サービスの大切さを教わった記念に撮る。
自分が相手に覚えてもらえることに喜びを感じる
僕はタリーズコーヒーで「エスプレッソのダブル」を頼みます。
あの濃い珈琲が好きです。
珈琲って日や豆による影響が強いので、いつも同じ味を安定して飲めないことに、ある時に気がつきました。それから、どうやったら同じ味を飲めるかを考えた結果、
「エスプレッソ」であれば、濃すぎて豆による味の違いなどが分からないことに辿り着きました。
気分で砂糖を入れます。
そして、ある日無料のお水をもらえることを知りました。
しかも美味しいお水です。
それから、「エスプレッソのダブルとお水の氷抜きをください」と言うようになりました。
仕事が忙しく3ヶ月以上空けて、お気に入りのタリーズコーヒーに行きました。
自分ではお水を頼めることをすっかり忘れて、「エスプレッソダブルをください」と伝えると、
「お水はいらないですか?」と聞いてくださいました。
一瞬「えっ」と思い、「あっ、是非ください!」と自分でも忘れていた、自分が欲しい物をスタッフさんが気づいてくれました。
ただただ、そのサービス精神というか、心遣いと記憶力に感動しちゃいました。
また行きたいと思える
この、自分が欲しい物を教えてくれる、気づいてくれるサービスって究極のサービスに感じます。
iPhoneを開発した、スティーブ・ジョブズは「お客様は自分が欲しい物に気づいていない」からこそ、自分たちがそれを提供しようという意気込みで、iPhoneを作りました。
ここは、「俺にiPhoneを提供してくれた!!」と言わんばかしの、嬉しいサービスをしてくれました。
エスプレッソダブルってあまりにも濃すぎるので、口直しが欲しいのと、長時間いるには、量が少なすぎる欠点があります。しかし、それを調和してくれるのが、氷なしの水だったからです。
氷をいれると、冷たすぎるのと水滴がテーブルを汚すのが嫌で、氷抜きにしています。
これがあると、1・2時間滞在できます。
ずっとご無沙汰だったタリーズコーヒーでのリモートワークをまた再開しました。
かなり仕事がはかどるのと、ストレスが限りなく小さく楽しいからです。
この感覚になると何度も行きたくなります。20分のちょっとした時間でも通いたくなるものです。
これは、業種関係なく、「スタッフさんに会いたい」「また仲間に会いに行きたい」など、B型事業所にも必要な要素だと感じます。
利用者さんがB型事業所に求めることは、悪くない居心地
今回のことって、「超特別待遇ではないけど、ちょっとした特別感」なんだと思います。
他の誰とも一緒ではなく、自分とスタッフさんだけの特別感。
利用者さんで言うところの、こだわりを尊重することです。例えば、鈴木さんはいつもお弁当の小を頼む、などの好みを覚えていること。いつものようにお弁当屋さんにまとめて注文しようしたら、鈴木さんのお弁当が無かった。あれ?と思い本人に聞くと、頼み忘れていたなんてこともあります。
それって、スタッフも無理する必要はなく、相手への気遣いで対応できる特別感。
このお互いが無理しないでできることって、長続きするので大好きです。
ちょっとした気遣いって嬉しいし、悪くないなー、って思う居心地だと思います。
めだかハウスが目指す方向性って、「いつも来所するとテンション爆上げーー!!」みたいなのではなく、「ほっこりする」ようなストレスが小さい、悪くない居心地なんじゃないかと思います。
自分で書きながら、スタッフもどのような事業所にしていきたいのか聞いてみようと思いました。
まとめ
ここ数ヶ月、サービスの在り方を日々話し合っています。
過剰サービス、過小サービス、などから、サービスの範囲です。
サービスの範囲で言うと、トイレ介助までする介護に近いサービスやら、身体の歩行サポートをするサービスなど、どこまで我々は担うかと考えています。
B型事業所によって、行う行わないがあるかと思います。
めだかハウスも自分たちが何を行わないのか、だから何を行っていくのか、価値基準を見直していきます。
サービスを高めるために、どのような工夫をしていますか?
■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳8ヶ月)
長男は、焼きたての鮭をなめて大火傷。僕が代わりに食べようとしたら、「あちゅい!」と言って、かばっているのか、触らないようにしてくれました。でも、「あげないぞ!」とも取れる仕草でした。
長女は、離乳食をガッツリ食べて大満足。一緒にお風呂に入っても大満足。笑顔いっぱいで、家族をハッピーな気持ちにさせてくれます。
■1日1%の成長
外作業スタッフのフォローにいく
年末調整を今までで一番早い期間で回収を行う