会社の目的に立ち返る。利益をあげることであり、売上をあげることではない。

就労継続支援B型事業所

写真は、夕方の散歩の時

売上を増やすことは手段

創業時の会社は、売上を増やすことをスタッフと意識します。それは、売上を増やすことで経費を払い、人件費を払う必要があるからです。

ある程度の売上がたつと、「いくらまで売上を増やせばいいの?」となるのですが、
回答は、「多ければ多いいほど良い」と曖昧な表現でしか会社は言ってくれないケースがあるのではないでしょうか?

めだかハウスB型事業所では、当期から売上を増やすことよりも、生産性や効率性を重視した売上に変更することになりました。

なぜなら、売上があっても多くの人件費がかかり赤字、ということがザラに合ったからです。
一つ一つのお仕事を整理して、生産性が高いもの、効率的に仕事ができることを選別しています。

だからといって、ボロ儲けできる仕事だけを行うというものではありません。
将来的に儲かるもの、利用者さんが技術をつけられるもの、取引先と一緒に成長できることなど、請負う仕事の基準を明確にしてきています。

経費を節約することも手段

「節約しよう」という言葉に、
「暑いけどクーラーつけてません」
「暗いけど電気つけてません」

などということをして、デスクワークの効率が落ちたらなんの意味もありません。
以前の一部のスタッフには間違った伝わり方をしていたものです。

安い高いに関わらず、必要なものにはお金をかけるべきです。
クーラーはその最たるもの。必要です。
しかし、人がいなくなったオフィスでは消すことは必須です。(最新のクーラーはつけっぱなしの方が電気代が安いことなどはありますが)

あくまでも、無駄を省くことであり、必要なことまでは削りたくありません。
しっかりと、「なぜするのか」を考えていきたいものです。

利益をあげる ≒ お金を増やす

利益が出ることはお金が増えることです。(減価償却などの会計処理に違いがありますが、簡便的な表現で、≒ 同一のものとしてここでは扱います)

B型事業所は開業医などと似ており、人件費と家賃が大半となり、多くの設備投資がいらない業種です。利益をあげれば、自ずとお金が増えます。

もしお金が増えていないのであれば、利益が出ていない証拠です。
なぜ利益が出ていないのか?

売上が足りないのか?
経費が多すぎるのか?
返済額が多すぎるのか?

様々な要因が考えられます。
目的と手段を整理しながら振り返れば自ずと要因が見えてきます。

まとめ

僕も経理の立場から「経費削減」を考えることが多くなり、それ自体が目的となってしまう失敗が多々ありました。
なぜ、経費削減する必要があるのか?
をしっかりもっていないと、変な方向にいきます。

利益を出す、お金を増やす、それなら、いくら増やすことを当期の目標にするのか、まで具体的な数字に落とし込むと、いまからすべき行動が具体的になりますね。

翌期予算の中で、お金をいくら増やすのか、を明確にして行動に落とし込みます。

あなたの会社の目的は何ですか?

■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳8ヶ月)
長男は、朝からプラレール、夕方にプラレールです。電車が好きです。
長女は、絵本が好きなのか、絵本を触っては口に入れて、絵本を読み聞かせしてもらっては、口に入れるを繰り返します。

■1日1%の成長
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