経理はスピードが大切

9月に入り、今日は第2営業日です。9月4日ですが、第2営業日。
現在、自分は、第5営業日までに損益計算書を作成して、役員会を行っています。

創業6年が経過して、債務超過が続く企業に関わらせてもらった時に痛感したことは、
赤字と損益計算書が作成されるタイミングは関係ある、ということでした。

債務超過が続く会社の特長は、損益計算書が特に遅い。
その会社は、8月上旬の役員会議で6月の損益計算書を見ていました。
それに対して、問題点の抽出と改善策を行う内容でした。

この場合、どんなに良い対策がでたとしても、7月は終わっていますし、すでに8月に入っています。

正直2ヶ月は様子をみていましたが、その会社の役員にとってはそれが当たり前すぎて、改善する意識もありませんでした。

そこで、スピード感のある損益計算書を出して、実りのある経営会議を行うことを提案し、実施して2年が経ちました。債務超過1,500万円が約2年で解消されるまでにきました。

この損益計算書が翌5営業日以内に出すのは通過点にすぎず、そのプロセスが非常に大事です。
社内の経理体制や業務体制を改革することで、翌5営業日以内に損益計算書を出すことができるようになったからです。

きっと、そのプロセスに色々な意識改革や良い会社づくりのヒントが隠されていると思います。

自分自身もそのことを振り返りながら、再現性のあるスキルに変えていきたいと思います。

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