名前を間違えることはB型事業所にとってのタブー。アイキューハチジュウヨンと言う本は存在しない。

就労継続支援B型事業所

大きなミスを犯していたことに気がついた時に撮った写真。

13年間、間違った呼び方をしていたアイキューハチジュウヨン

村上春樹さんの、「1Q84」ってタイトルの本はどこの書店にも置いてあります。
2009年出版なので、かれこれ13年が経過します。
私が手にとって読もうと思ったのが先週。以前のブログ記事にも「IQ84(アイキューハチジュウヨン)」と最初の2文字はアルファベットで記載していました。

読んで始めて分かったのは、タイトルは「イチキューハチヨン」ということ。
「アイキュー」ではなく、「イチキュー」と読むのです。

僕はこの本を見かけると「アイキューハチジュウヨン、読んだんですね。僕も読みたいなーと思っていて、まだ手をつけていないんですよ。」など言っていました。

周りの人は優しいのか、決して訂正することなく感想を語ってくれたものです。

先入観、バイアスがあることを忘れてはいけない

数字の1「いち」とアルファベットのI「アイ」は非常に似ています。
データの文字によっては分かりづらいことがあります。

しかし、今回の見落としは、この本にはずーっと、ローマ字で読み方が記載されていたことです。
僕はこの当たり前に読める、読みがなならぬ、読みローマ字を見落としていたのです。

「自分が読み間違えるわけがない」という無意識の先入観があり、
「Q」という文字の前列は、必ず「アイ」がくるというバイアスがかかっていたからです。

本の途中でタイトルがつけられた背景がわかってくるのですが、気づいた瞬間に愕然としました。
恥を忍んで、というか恥を通り越してブログ記事にしようと思い、記念撮影をしたところです。

B型事業所の利用者さんで呼び間違えしていないか

以前にあった呼び間違えは、「コザキ」さんなのに、「コゼキ」さんと呼んでいたことがちょいちょいありました。漢字で書くと、児崎さんですが、頭の中に漢字はあるのですが、なぜか呼ぶ時は「児関」さんになっていたのです。

スタッフに指摘されて気づいてから、超意識的に名前を呼ぶようにして改善できました。

僕は「いぐち」井口、と書いて、「いのくち」と読みます。
電話で漢字を聞かれたらこのように答えると相手に伝わるからです。

井口というのは、いぐち、という呼び名が多いため、少数派はしょうがないのです。
しょうがないのは分かっていても、間違えられると悲しい気持ちになります。
フリガナをふっていても、受付で「いぐちさん」と呼ばれる宿命です。

だからこそ、人の呼び名は間違えないようにしていたのに、最近、名前の呼び間違えがあったり、
今回は、タイトルの読み間違えをしていました。しかも、13年間も。

まとめ

当たり前を普通にこなすことって大事だなと痛感する出来事でした。
めだかハウスでの昇進試験の第一関門は、利用者さん全員の漢字をフルネームで記載できることにしています。
利用者さんを理解するにあたり、ひらがなで理解しているのと、漢字をフルネームで理解しているのでは、大きな違いがでてきます。苗字一つとっても家族に関わることですし、名前には周りの想いが詰まっています。

そんな当たり前な名前だからこそ、大切にしたいと思います。
そのような思いを込めて昇進試験の第一関門は漢字をフルネームで書くことにしています。

先入観とバイアスをとりきって、漢字をフルネームで書く基本に立ち返ります。

利用者さん全員の漢字をフルネームで書けますか?

■長男&長女日記(2歳6ヶ月&0歳9ヶ月)
長男の保育園に久々に迎えに行きました。荷物カゴを持って入り口に走ってくる姿は目に焼き付けたいものです。
長女は、僕のひざの上では物足りないようで、すぐにゴロゴロ転がるのがお好きなようです。

■1日1%の成長
仮想通貨のコンバート方法を調べてトライする
イーサリアムにコンバートして一括送金手続きをする(取引所の引っ越し)
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