数字の誤差をどこまで許容できるか

試算表を翌5日営業日以内に作成しています。

では、間違えはないのか?と聞かれると、後から間違えはでてきます。
例えば、通勤費の規定が変わったことで、社員への支給給与が変更になりました。

それが、月中の15日ころ。給与は25日支給なので、再計算しました。
そのため、未払いで計上してある給与の金額が変更になりました。

それによって、利益が10%ずれました。
ちょうど、そのデータの修正を、前々月分になるので、先月の会計ソフトへのデータ入力の際に行ったところです。

さて、この10%のズレは大きいでしょうか?

黒字だったのが、赤字になれば、問題を考えなくてはいけません。
しかし、黒字から黒字でさほど影響がでないのであれば、誤差の範囲です。

翌5日営業日以内に試算表を出すと、このような誤差がでます。

私は、翌5日営業日以内の試算表作成の目的は、社内幹部会議用に行動を変えるものと割り切っていますので、多少の誤差がでても支障がないようにしています。

誤差を許容した上で、戦略をスピード感をもって修正し改善することのほうが、中小企業にとっては良いと思います。

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